この度の本サイトの閲覧、誠にありがとうございます。
本サイトについて、管理者あじゃのの思いをつづさせていただきます。
こどもと携わる中で必ずと言っていいほど登場する「ぬりえ」。私もこどもと関わる中でたくさんのぬりえ遊びをしてきました。その際に注意していたのが『こどもができる簡単なぬりえ』を探すことでした。細かいものではなくシンプルな線のもの、デザインも簡素であればあるほど『こども向け』だと思っていました。
ですが、保育の中でこどもたちからこんな声を聴きました。
『せんせい、これ、かんたんすぎるよ』
最初にこの言葉を言ったのは年長児の子でした。そこで私はその子がいう、やってみたいぬりえとはどんなものかをヒアリングしました。すると、一見、シンプルとはかけ離れた案をもらい、私は今までのぬりえより細かなぬりえを描いてみました。難しいよ、塗れないよ、というかな。ですが、年長児がいったのは、
『こういうのがやりたかったの!』
その言葉に、私はいかにこどもを『こども』と決めつけてしまっているということに気づきました。『こども』だから、簡単なものがいい。『こども』だから難しくてはいけない。でもそんな基準は『大人』が決めたことということに、気づかされたのです。
さらに驚いたことに、そのぬりえを年長児どころか年少児、二歳児・一歳児までもが自分で選んで塗り始めたのです。もちろん一歳児たちのぬりえ遊びでは線を意識しながら塗るなんてことはできていません。ですが、色鉛筆やクレヨンで塗りつぶすこどもたちの表情はとても生き生きしていたのです。塗り絵終えた後には得意げにそれを見せてくれました。
もちろん、シンプルで簡単なデザインも『こども』のためになるかもしれません。
簡単なぬりえのほうが、線からはみ出さずに塗られるかもしれません。
でも、はみ出て何がいけないのでしょう。
ぬりえとは、塗ることに意味があります。塗る際には何かしらの色を用います。黒も、白も、赤も色です。まずそういった色を用いて色彩感覚をはぐくんだり、クレヨンや色鉛筆をもつ指先の神経の発達・指先の機能向上が期待できたりします。
はみ出たって色彩感覚は育つし、指先の刺激につながります。もちろん、はみ出さずに塗ることも一つの遊び方ではありますが、大事なことは『こども』が『やってみたい』と思えるものを、こどもに提供することなのではないかと、考えます。
やってみないと、次には進めません。
だから私は『こどもがやってみたい』と思えるぬりえを作ろうと思い、本サイトの開設に至りました。
年齢に適したものを提供する、それも非常に大事です。ですが、年齢という枠を外して『そのこども』が『やってみたい』と思えるもの(本サイトではぬりえですが)が見つかり、こどもたちがぬりえ遊びを楽しめれば、何よりの幸いと感じます。
もちろん、お子様に限らず、学生、大人の方にも塗り絵を楽しんでもらえればなお、うれしいです。
ぜひ、皆様の『やってみたい』ぬりえが、本サイトにありますことを祈っております。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。